エコでグラマラスなキャンプができる!?グッドデザイン賞受賞のテントは、オーストラリアのアレの形が見本だった。
こんにちは、tomocoです。暗闇に浮かぶドーム型のテント。これを見て「ハクション大魔王の壺」を思い出してしまったのは、きっと私だけではないはず。
しかしこれは大魔王が出てくる壺ではなく、エコでグラマラスなキャンプを実現させてくれるテントなのです。
オーストラリアのグッドデザイン賞を受賞したこのドーム型のテント。ちょっと変わったこの形は、オーストラリアの有名なあれ!そう「コアラ」ではなく、ユーカリの実の形から着想を得たのだそう。

出典: http://www.annalaurent.com/ (写真:ユーカリの実)
8本の竹柱とキャンバス地で出来たテント内部の広さは、幅3m高さ2.4mで、大柄な男性が立ってももちろん大丈夫。
なんだか、モンゴルのパオにも似ていますね。
丸い窓も取り付けられているので、テントの中から、星空を見ることもできそうです。
花びらが開くように、開放することもできますので、天気のよい日には、イツカギと同様「いつでも鍵はあいています。」状態で、だれでも自由に出入りができます。
竹で作ったランプシェードも雰囲気を醸し出しています。
竹とキャンバス地を使い、エコでグラマラスなテントを作ったのは、オーストラリア竹協会の副会長を務めるMunirさんとパートナーのMittulさん(下写真)。建築家である二人は「高性能かつ低コスト」さらには「持続可能」な建築物をつくるため、「竹」を使用したワークショップなどを開催し、竹の有効活用の普及をしています。

Mr.Munir Vahanvati

Ms.Mittul Vahanvati
林業に関わる知人が
「日本の森林を守るためには、木材を建築材として流通させることが重要」
と言っていました。
日本でも増殖する竹が問題になっていますが、竹も「建築材」として使うことができれば、問題解決の糸口となるかもしれません。
暗闇に灯るテントの明かりはとても幻想的で、見ているだけで癒されます。この中で気の合う仲間と語り合う姿を想像したら、なんだかワクワクしてきました。こんな素敵なテントでグランピングした~~い!と本気で思ってしまいました。
※グランピング(glamping):グラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)を掛け合わせてた造語。最近、日本でも注目を集めているアウトドアが、このグランピング。グラマラスなのにエコなこのテントなら、素敵な体験ができるはず!
written by tomoco
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